出身国によって違う外国新婦の仲介料が問題に=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.09.01 09:36
38歳になっても女性とまともに目も合わせられない農村未婚の男性ホン・マンテク(チョン・ジェヨン扮)氏。「夫に福がない女性は、子供の福もない」と愚痴る母親に「お嫁さん候補を連れてきます」と叫んで、見合いをしに中央アジアのウズベキスタンに飛んで行く。結婚できない境遇から免れるために力をふりしぼる田舎の年配の未婚男性を扱った映画『私の結婚遠征記』のあらすじだ。もしホン氏がウズベキスタンの女性との結婚に成功したら、結婚仲介業者にどれほど出さなければならなかったのだろうか。2009~2010年基準として2000万~2300万ウォンを支払わなければならなかったと分かった。
こうした事実は公正取引委員会が国際結婚推奨価格を定めた関連協会に是正命令を下す中で確認された。公正委は韓国多文化結婚協会が2009年1月から3回にかけて国家別国際結婚の仲介価格を推奨したことについて31日に是正命令をした。この協会は、国際結婚仲介業をする事業者が権益保護を目的に構成した団体だ。今年2月を基準として女性家族部に登録された国際結婚仲介業者506社のうちの91社が加入している.