ソウルに次々と誕生する6つ星級ホテル(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.29 15:51
大規模なホテルチェーンもビジネスホテルの拡張に力を注いでいる。パルナスホテルは2012年に明洞駅付近に客室144室規模のナインツリーホテル明洞をオープンし、400室規模のナインツリーホテル2号店を準備中だ。ホテル新羅も料金が相対的に安いビジネスホテル「新羅ステイ」をソウルのあちこちに建設している。昨年11月に東灘に1号店をオープンし、今年10月には駅三店が誕生する。来年も麻浦と江南にビジネスホテルをオープンする。
急増する需要の大半は中国人観光客から生じる。観光庁によると、2005年に602万人ほどだった外国人観光客は2010年に879万人、昨年は1217万人に増えた。昨年の訪問客の3分の1にあたる432万人が中国人だ。慰安婦問題による葛藤や円安のために日本人観光客が2012年の350万人から2013年には274万人と急減したが、中国人観光客が倍近く増え、全体の需要を増やした。