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【時視各角】中国人と共に生きていくこと(1)(下)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.21 10:55
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梨花(イファ)女子大の公文書はさらに深刻だ。無作法な中国人が授業時間にいきなり入ってきて誰でも写真を撮り、教室でタバコを吸ってばかりいるから注意してほしいという内容だ。梨花女子大が「お金を稼ぐ(利発)」という中国語の発音と似ている上に、学校の正門で写真を撮れば金持ちになるとか娘が良い家に嫁げると中国で噂になって観光名所になってから数年。梨大の関係者は「何の話をしても聞かない醜い中国人の相手に疲れ果てている状況だ」と話した。

門を閉めてカギをかけ無視することもできない。中国人を狙った観光産業は、未来の重要な収入分野だ。韓国を訪れる中国人観光客は毎年25%ずつ増えている。今年は500万人に達する展望だ。そのおかげで生まれた雇用が24万件、国内の大企業47社が昨年新たに作り出した雇用の4倍だ。先週、政府が出した観光産業活性化案が実行されれば、中国人観光客はさらに増えるだろう。一緒に、無作法な中国人も増えるだろう。その上中国人は、どんな事でも群れて行動するのに慣れている。この時に常識や論理は必要ない。「小便が健康に良い」なら即座に流行に乗るというふうにだ。魯迅はこれを中国人の「蜂群れ根性」と呼んだ。このような蜂群れ根性が、無作法な中国人と一緒になれば強度がさらに増すはずだ。

 
それでも中国人を無条件に指摘できるわけではない。私たちはどうだっただろうか。まず先に反省しなければならない。1994年広報処は「マナーの悪い韓国人」の事例集を出した。少し暮らし向きがよくなった韓国が、特に中国でさまざまな醜態をさらした時期だ。文化財への落書き、列をつくらない、お金自慢、独占ショッピング、傲慢な成金振る舞いなど、中国での醜態を1つひとつ告発した。20年前の中国の地でマナーの悪い韓国人がばらまいた種が、時間と空間をわたって今、大韓民国で「悪果の芽」が萌え出たのでないか。「悪口を言いながらも似ている」という話もあるではないか。

今はどうだろうか。20年前、路上に不道徳にも唾を吐き捨てていたおじさん・おばさんたちは消えたが、依然として歩道を走る違法バイクに割込み・悪態や乱暴運転が猛威を振るっている。人の悪口を言っている場合ではないということだ。だから、無作法な中国人と共に生きていくことは、地味だが「私たちから変えて、教えること」が答だ。

イ・ジョンジェ論説委員


【時視各角】中国人と共に生きていくこと(1)(上)

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