元大宇会長「大宇自動車はGMにただ同然で渡った」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.19 13:33
金元会長はまた、「国際通貨基金(IMF)が最初のボタンを間違ってかけたためその後韓国経済は15年以上投資不振と内需沈滞という低成長の泥沼から抜け出せずにいる」と強調した。要するにIMFが提示した財政緊縮と高金利、負債比率200%への縮小のような高強度の構造調整が韓国企業から特有の活力を奪い取ったという話だ。通貨危機直後に金元会長は「画期的に輸出を増やすことが危機を克服する最も速い道だ」と主張した。実際に韓国はIMFの支援から早く抜け出すことができた秘訣も経常収支拡大が最初に挙げられる。
金元会長は2008年に特別赦免を受けてからベトナムのハノイに主に滞在している。いわゆる“金宇中チルドレン”を育てるのが最近の金元会長の最大の関心事だ。旧大宇出身者が運営する大宇世界経営研究会は2011年からベトナムとミャンマーでグローバルヤングビジネスマネジャー養成課程を行っているが、彼らを対象にしばしば特別講義をしている。