徴用者が掘った坑道の案内板…テープで「強制」表現隠す
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.15 15:55
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長野県の松代大本営地下壕の入口に設置された案内文のうち「朝鮮の人々が労働者として強制的に動員され…」というの部分の「強制的に」が白いテープで隠されている。
13日午後、東京から北西側に300キロほど離れた長野県松代町。30度以上の暑さだったが、「松代大本営象山坑道」の中に入ると、16度に下がった。見学に来た子どもの口から「寒い」という言葉が出てきた。
高さ2.7メートル、幅4メートルの地下壕は縦20メートル間隔の20本の坑道と横50メートル間隔の4本の坑道が交差する非常に大きな規模だ。ここは太平洋戦争末期、日本軍最高司令部と皇室・政府機関・NHK(公営放送)を移転するため、一帯の3つの山の地下に大規模な地下壕を掘る「大本営建設工事」が行われたところだ。事実上の首都移転だった。