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【中央時評】統一はお金ではなく共感で始まる(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.14 16:16
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筆者を含む研究チームが最近北朝鮮から出た脱北者を対象にした研究結果を見ると、北朝鮮の住民は世界で最も集団主義的価値観を有している。彼らにお金を分け与え、匿名の相手と自発的に自身がもらったお金を分けられるようにしたゲームから出た結果だ。脱北者は自分がもらったお金のうち、平均的にほぼ半分を何の条件もなく匿名の相手と分け合った。資本主義国家で一般的に見られる指向、すなわち自分がもらったお金の20%程度を分けるのと比較すると2倍以上の水準である。

世界で最も物質指向的な韓国の住民と最も集団主義的な北朝鮮の住民が会って混ざり合って暮らせば、その破裂音は想像を超えたものだろう。今からでも家庭や学校、社会で人がどれほど大切なのか教えて体得しなければ、統一しても社会の統合を期待することは難しいだろう。

 
しかしセウォル号やユン一等兵事件は韓国社会が人間尊重の面でどれくらい低い水準にあるのかを如実に見せている。ここで改めて共感する能力を養い、公正と配慮の人生を学ぶことができないならば統一は訪れず、訪れたとしても大きな苦痛を伴うだろう。良い統一は政策とお金になるだけではなく、韓国社会の格が作るのだ。

韓国人は北朝鮮住民に共感の能力をもって近付くべきだ。韓国人の統一観も経済的利益、不利益ばかり計算するレベルに留まってはいけない。北朝鮮住民の痛みに共感し、彼らの苦痛を根源的に治癒する方法として統一を見つめるべきだ。

統一されれば税金をたくさん負担しなければならないと思う若者達が統一に対して留保の意見を持つのはそれなりに合理的だ。しかし、青年達は経済統合や統一がもたらす肯定的な挑戦と機会を見通し、心を大きく開くべきだ。さらに、隣人であり同胞である北朝鮮住民が人間らしい生活を送ることに寄与できるならば、これこそが私たちの暮らしを価値あるものにする機会であるという姿勢を持たなければならない。まさにこの共感能力が統一の真の基礎であり動力である。

キム・ビョンヨンソウル大学教授(経済学部)


【中央時評】統一はお金ではなく共感で始まる(1)

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