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<韓国兵暴行事件>マザコンだった兵長、「父親は暴力団」と嘘(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.08.10 12:39
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◇大学の後輩が自分について来ず涙も

しかし他人の関心を集めようと努力した。大学の後輩のSさんはやや理解し難いシーンを思い出した。「ある日後輩に食事をおごると言って近づいたが、後輩は別の先輩について行った。すると突然彼が泣き始めた」

 
弟は兄を“マザコン”と表現した。母親がいなければ何もできないほどだという。軍では母親にしばしば手紙を書いた。彼の「兵営生活指導記録簿」には最も尊敬する人物として母を挙げたことが記されている。弟は兄の性格について、「恐がり」と説明した。ユン一等兵事件の後に憲兵隊に面会に行った時は「ずっと泣いていて話もまともにできなかった」と話した。

暮らし向きはそれほど豊かでも貧しくもないように見えた。家は2階建ての一戸建て住宅だ。その家の下の階にイ兵長の家族が住んでいる。調度品も平凡だった。登記上の家主は第三者になっており、イ兵長の家族が賃借していると推定される。前に住んでいたアパートには母親の名前で伝貰権が設定されていた。軍の記録によると彼の母は生徒らに勉強を教える教習所を運営している。

取材内容を聞いたシン議員は、「イ兵長は人格的に未成熟状態だとみられる。母親に過度な愛着を示すのを見ると、幼年期に家族にあまり面倒を見てもらえなかった可能性が大きい」と診断した。シン議員は「虚勢を張るということは“偽自我”を持っているという意味だ。自分が求める想像の自我と実際の自我の間で混同するものだ。通常、偽自我は小学校3年生程度になると消えるが、幼い時に心理的発達があまりできなかったようだ」と付け加えた。

◇「いじめられたりいじめさせやすい性格」

イ教授は、「父親がどのような役割をしたかに対する情報は明らかでないが、行動様態を見ると父親不在の成長過程を経たと考えられる」と話した。イ兵長が自分について話した軍記録簿には母親に対する話は多いが父親に対する言及はない。イ教授は、「男の子が祖父や父親、叔父を通じ“健康な権威”を学ぶことができなければ感情のコントロールができず衝動的な暴力性を持ちやすい。それでいて同時に恐がりで卑怯さが現れたりもする」と説明した。イ教授は、「本当に健康で男らしい男はめったに暴力を振るわない」と話した。

ペ教授は「自我形成があまりできておらず自尊感が低く自己保護意識が強いと判断される。虚勢を張るのは自分に対する自信がないという意味で、なおさら自分を隠すために暴力に依存する」と説明した。イ教授は「こうした指向を持つと他人と正常なコミュニケーションがうまくできず、支配と被支配の両極端な人間関係を形成しやすい。いじめられたり、いじめさせやすい性格だ」と話した。

3人の専門家は共通して最近イ兵長のような心理状態を持つ青年が増えていると懸念した。家庭や学校、同年代の集団で性格と社会性が正常に発達していく過程が崩れてつつあると診断した。シン議員は「他の専門家らとともにイ兵長を含め軍での暴力問題を起こした兵士たちの心理を分析し根本的原因を明らかにしたい。それでこそ軍での暴力問題の本当の解決策を見出すことができる」と話した。(中央SUNDAY第387号)


<韓国兵暴行事件>マザコンだった兵長、「父親は暴力団」と嘘(1)

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