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火の気配捉えられない火災報知器…“国家心臓部”200カ所に設置=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.07 14:52
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問題は同社が納品した火災報知器が実際の火災をしっかりと感知できないというところにある。警察がK社から押収した火災報知器500台余りに対するテストを韓国消防産業技術院(KFI)に依頼したところ、押収製品の大多数が基準値に達していないことが明らかになった。K社は火災報知器に装着されたセンサーの感度(外部刺激を感じる程度)が低くなるように関連ソフトウェアを操作した後、現場に設置したものと警察はみている。回路設計などに関連する技術力の低下で作動してはいけない状況でも作動するなど報知器が過反応をしばしば起こしており、これを隠蔽するためにK社が意図的にセンサーの感度を低くしたということだ。

匿名を求めた業界関係者は「街灯のような小さな光でも警報が鳴るなど製品自体に問題があった」とし「こういう深刻な不具合を隠すために感度を低くしたものと理解している」と話した。警察による調査の結果、一部の製品は設計のとおり新型センサーを装着してKFIの性能試験を通過した後、実際に納品する段階で設計と違う旧型センサーを装着する方法で製品を変造したことが分かった。火災報知器が初期に火の気配を感知できない場合、重要な文化財消失はもちろん大型惨事につながる可能性も排除することはできない。

 
これに対してK社代表は「溶鉱炉がある製鉄所など現場状況に合うように報知器センサーの感度を低くしたりセンサーを互換して使っただけ」としながら「業界の慣行で消費者が感度を低くしてほしいと求める場合もある」と釈明した。半面、KFI関係者は「性能試験基準により製作・販売しなければならないのは勧告事項でなく強制事項」としながら「感度を勝手に操作すれば火災予防能力を保障できない」とした。


火の気配捉えられない火災報知器…“国家心臓部”200カ所に設置=韓国(1)

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