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ウォン高10ウォン進行ごとに自動車売上4200億ウォン減少=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.22 09:50
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「多くの努力をしたが為替相場が損益に大きく影響を与えました」。

18日のソウル証券取引所。第2四半期業績発表のため壇上に立ったLG化学の趙碩済(チョ・ソクジェ)最高財務責任者(CFO)の表情はこわばっていた。「第1四半期の平均為替相場が1ドル=1070ウォン近くになったが、第2四半期は1030ウォンほどで40ウォンのウォン高と成り収益性が悪化しました」。

 
この日発表されたLG化学の第2四半期の業績は営業利益3596億ウォン(約355億円)、純利益2268億ウォン。世界的な化学・素材市場の不況を考えればそれほど悪いものではない。特に売り上げは5兆8688億ウォンで前四半期より3.5%増えた。

だが、ウォン高という障害物のため収益は落ち込んだ。営業利益は前四半期より0.7%、純利益は20.7%急減した。ウォン・ドル相場が1%動くと税引き前純利益が65億ウォン変動するほど為替相場への敏感度が高かったせいだった。ウォン高は韓国代表級の企業までぐらつかせている。最近サムスン電子が役員社員の海外出張費を20%減らすなど非常経営体制に入ったのも為替相場の悪材料がひとつの背景だ。

昨年第4四半期にサムスン電子がウォン高により被った損害だけで7000億ウォンに達する。さらに昨年平均1095ウォン台だった為替相場が最近は1020ウォン台までウォン高が進んだことを考慮すると今年サムスン電子の為替相場による損害だけで兆単位を上回るものとみられる。また別の輸出代表企業の現代自動車もウォン高の衝撃にかろうじて持ち堪えている。ウォン・ドル相場が5%変動すると現代自動車の税引き前純利益は285億2100万ウォン変動する。韓国自動車産業研究所によるとウォン高が10ウォン進むごとに自動車業界の売り上げは4200億ウォンずつ減るという。

韓国石油業界最大手のSKイノベーションも事情は同じだ。為替相場が1%動くと利益が53億4000万ウォン変動する。石油業界関係者は、「経営目標を設定する際には最大限保守的に為替リスクを反映するが、今年に入り為替相場が予想より大きく変動し、多くの企業が損害を受けている」と吐露した。

規模が小さい輸出中小企業の状況はもっと深刻だ。為替相場管理システムを独自に構築するのが難しいためだ。中小企業中央会が4月に実施した「為替相場変動にともなう中小企業の影響調査」によると、輸出中小企業の91.5%がウォン高により収益が悪化すると答えた。

中小企業中央会のイ・ジヨン課長は、「ほとんどの中小企業は適正為替相場の予測が困難で、為替ヘッジをしない場合も多く、さらに多くのリスクにさらされている」と説明した。韓国経済研究院のオ・ジョングン研究員は、「2012年6月以降対円でウォンは51%上がった。簡単に言えば韓国企業が輸出価格を51%下げてようやく日本企業と競争できる構図になったもの」と説明した。価格競争力を前面に出して輸出する韓国企業には為替相場が収益を左右する重要要素という説明だ。彼は「日本、米国、欧州などが通貨安戦略を通じ自国企業の価格競争力を高めているのに対し、韓国政府は2012年以降為替相場政策から手を離している。政府が為替相場問題の深刻性を認識できずにいることが最大の問題だ」と指摘した。

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