【社説】南北統一準備の出発点は対話と協力だ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.16 17:33
大統領直属の統一準備委員会が昨日、公式的に発足した。朴槿恵(パク・クネ)大統領が年初に明らかにした「統一大ヒット論」を後押しし、「ドレスデン構想」を具体化するための公式機構だ。官民協業を通じて統一韓国の未来像と統一推進の具体的な方向を提示することで、内容のある平和統一基盤を構築するというのが、青瓦台(チョンワデ、大統領府)が明らかにした委員会発足の背景だ。
委員会の構成と50人の参加委員の面々を見ると、政府なりに苦心した跡が見える。委員長の大統領を含めた政府側の委員が20人で、民間側の委員が30人だ。柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官と鄭鍾旭(チョン・ジョンウク)元駐中大使がそれぞれ政府側と民間側の副委員長を務める。また、外交・安保、経済、社会・文化、政治・法制度など4つの分科委別に民間委員を配置し、各自の専門性に基づき実質的な成果を出せるようにした。