10車線の江南大路、むやみに渡って…交通死亡57%が歩行者=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.16 11:23
セウォル号惨事を体験しても、韓国社会の所々には安全不感症が依然として残っていた。中央日報が専門家とともに点検した水災危険現場からしてそうだった。雨が降り続けば落石の恐れがある岩壁が学校建物の向かい側にあるような場所もあった。産業現場では溶接花火などで頻繁な人命事故を誘発する火災不感症の実態も告発する。政府と国会の国家改造作業の進行状況、慢性的な違反横断の問題点も点検した。
15日午前8時、ソウル退渓路(トェゲロ)2街の南大門(ナムデムン)税務署前。出勤時間帯のバス中央車道を利用するために違反横断をしたり車道の上を歩いたりする市民が多数目についた。まだ停留所に入ってもいないバスに向かって手ぶりをしながら走って行く人もいた。会社員ユン氏(35)は「横断歩道を利用すれば遠回りしなければならず、危険だと分かっていながらも車道を渡ってしまう」と話した。