韓国国民「統一に中国必要」82%だが…「中国食品は買わない」81%(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.27 14:24
中国と北朝鮮の間はますます遠ざかっているが、韓国と中国の関係は急速に近づいている。中国の習近平国家主席の7月初めの訪韓を機に、中央日報と峨山(アサン)政策研究院(ハム・ジェボン院長)が実施した共同世論調査の結論だ。特に軍事的部分についての韓国人の心理的な拒否感が非常に低くなった。「第2の6・25韓国戦争(朝鮮戦争)が起きる場合、中国が北朝鮮を助けるために介入すると思うか」という質問に34.9%が「中国が北朝鮮を助ける」と予想した。これは2012年の李明博(イ・ミョンバク)政権時に行われたアンケート調査の結果(75.9%)に比べて半分以下に減った数値だ。
かつて血盟と呼ばれた朝中を一つと見る世論は、朴槿恵(パク・クネ)・習近平両政権のスタートと共に変わりつつある。昨年2月の北朝鮮による第3次核実験以降、中国が「北核不用」という原則を守って国連安保理の制裁などに積極的に関与する姿勢で、韓中間の信頼が積み重なっている模様だ。劉建超・中国外務省部長補佐も最近「朝中軍事同盟というものはない」として北朝鮮に対する中国の認識を示した。