習近平「疎通外交」、セウォル号哀悼訪問…朴大統領の母校で講演も検討
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.27 09:30
習近平・中国国家主席が7月初めに訪韓して披露する「韓国国民との直接疎通」への関心が大きくなっている。いわゆる「公共外交」だ。公共外交というのは外国国民との直接的な疎通を通じて自国の歴史・文化などに対する共感を確保して信頼を積み重ねる外交活動をいう。習主席と同行する彭麗媛夫人が、今まで韓国が見られなかったファーストレディ外交を見せるという期待も大きい。
習主席はセウォル号惨事に対する追悼の意をどのように表わすのか特に気を遣っているという。この惨事では中国人も犠牲になったため、彼らをたたえる象徴的場所に訪問する案も検討されている。4月に訪韓したオバマ米大統領がセウォル号惨事の発生当日に掲揚した星条旗を持ってきて朴槿恵(パク・クネ)大統領に渡し、檀園高校に「尊い命」の象徴であるホワイトハウスの木蓮の苗木をプレゼントしたことも中国側は意識している。