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<韓国兵銃乱射>脱営兵にいじめ説…封印された怒りが爆発か(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.24 10:17
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転役を3カ月後に控えたイム兵長はなぜ同僚兵士に銃を撃って逃げたのだろうか。イム兵長が23日に身柄を確保され今回の事件に関連した疑問も解けることになる。今回の事件をめぐり軍内部では「ミステリー」と表現するほど理解し難いという反応だ。陸軍関係者は「転入してからいくらも経たない2等兵ならわからないが転役3カ月を控えた兵長がなぜこうしたことを行ったのかわからない」とため息をついた。

犯行後の足取りも同様だ。イム兵長は土曜日の夜に同僚を撃った後、弾薬数十発を盗んで逃走した。軍の追跡隊が追いかけてくるとすぐに照準射撃し1人の小隊長の腕に貫通傷を負わせたりともした。江原道高城郡明波里(カンウォンド・コソングン・ミョンパリ)の山林で包囲されると夜を機会に利用し脱出を図ったりもした。軍高位関係者は「こうした犯行の場合、ほとんどが現場で自殺したり、逃走しても包囲されれば投降するのが一般的。偶発的犯行だったのかでそうなければ外部に必ず伝えたいと思ったメッセージがあったのかよくわからない」と話した。

 
ソウル大学精神健康医学科のユン・デヒョン教授は、「これまでの行動から見ると銃器乱射はすでに計画していた可能性が大きい。だが計画したからとすべて実行されるものではない。21日夜に封印していた怒りを爆発させる刺激が発生し偶発的に犯したと推定される」と話した。

これと関連し軍では消極的なイム兵長が部隊内でいじめを受けていた可能性を有力にみている。イム兵長について部隊関係者は、「非常に内省的で、新兵を殴ったり暴力的な面はなかった」と話した。軍ではこうしたイム兵長の性格を変えようと副分隊長を務めさせたりもした。イム兵長は社会でも消極的なキャラクターとして認識されていた。イム兵長が在学した放送通信大学関係者は、「2012年に入学したが1学期の授業料だけ払い授業も聞かず試験も受けなかった。学校にまったく出てこなかったため友人や教授など周囲とのつながりがまったくない」と話した。


<韓国兵銃乱射>脱営兵にいじめ説…封印された怒りが爆発か(2)

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