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「ウォン上がれば国民は喜ぶ」…経済副首相候補の発言に注目集まる=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.18 11:19
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今週に入り外国為替市場の耳目は経済副首相に指名された崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)氏の口に向いている。もしかしたらウォンの価値や為替相場に関連した発言が追加で出てくるかも知れないという考えからだ。崔氏は13日、副首相内定後に記者らと初めて会った席で、過去の為替政策の限界と問題点を指摘する趣旨の言及をした。

崔氏は、「過去の為替相場政策はいまの国民の幸福とはかけ離れていなかったようだ。これまでウォン安にともなう輸出増加で経常収支黒字を出し雇用を作り、国民もこれをわかっているので損害を甘受した。ところがいまでは企業の海外アウトソーシングが増えその効果もよく出ないようだ。むしろ国民の立場ではウォンの価値が上がれば購買力が高まり所得が上がる効果を出すことができる」と話した。

この発言はすぐに内外の外国為替市場参加者の神経を尖らせた。ウォン高の流れを容認すると解釈できるためだ。この話を伝え聞いた企画財政部幹部もしばしとまどった。崔氏がソウルの自宅近くのビアホールで話した時間は韓国の外国為替市場が終わった後だったためすぐに影響はなかったが、外国為替市場が敏感に反応しかねない発言だったためだ。

企画財政部幹部は先週末、聴聞会準備に余念がない崔氏に発言の真意を尋ねた。崔氏は自身の発言が原則論的な言及にすぎず、最近のように急速にウォンが上がる状況は受け入れられないという韓国政府の基本立場に変わることはないという点を確認した。市場が揺れ動けば現在のように市場介入も躊躇しないという意味だ。

ウォンの価値は諸刃の剣のため短期間に急速に上がっても急速に下がっても副作用が現れる。政策当局者はいかなる言及もしないのが“グローバルスタンダード”となっている。

外国為替市場専門家らは崔氏の原則論的認識については共感している。過去のようにウォン安政策を積極的に使ってまで輸出を支援する時ではないということだ。これは2008~2009年に政府が人為的にウォン安政策を使った時も確認された。米国発の世界金融危機に対応するために輸出拡大を後押しするウォン安を維持したが効果は思わしくなかった。成長率を大きく引き上げられず、かえって輸入物価の上昇を招き国民の消費に負担を与えた。国民の購買力が弱まり留学や海外旅行も大きく冷え込んだ。


「ウォン上がれば国民は喜ぶ」…経済副首相候補の発言に注目集まる=韓国(2)

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