韓国首相候補、過去発言が問題に…その前後の脈絡は?(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.13 14:39
文昌克(ムン・チャングク)首相候補者がかつて教会で講演した内容をめぐって議論が広がっている。文候補者が日帝植民支配や南北分断を「神の意」と結びつけて「朝鮮民族は怠けて自立心が足りない」と表現したことをめぐり、親日的観点で韓民族を卑下しているとの批判が出てきている。文候補者は12日「教会という特定の場所で信者を対象にした講演という特殊性があった。特定の部分だけが浮き彫りにされて講演の全体趣旨がしっかり伝わっていない」と釈明した。一方で「講演は宗教家として教会の中で行ったものなので、一般人の情緒とは多少の距離があるかもしれない」として「そうした点のために誤解の素地ができたことは遺憾」と明らかにした。文候補者側は「一部メディアの悪意的で歪曲された編集に法的対応をする」とした。
以下は、文候補者が2011年「チャンスの国を作ってください」という題名で1時間余り特講した内容を要約したものだ。