<韓国旅客船沈没>「貨物が重すぎる」…航海士の警告を海運会社が黙殺(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.01 11:01
清海鎮海運の経営不正を捜査中の仁川地検特別捜査チームはこの日、ユ元会長の側近のソン・グクビン・タパンダ代表(62)と(株)アヘの元・現代表を容疑者として調査した。化粧品・健康食品販売会社のタパンダはユ元会長の長男テギュン氏(44)が最大株主(32%)。キム・ヘギョン韓国製薬代表(52)がそれに次ぐ株主(24.4%)だ。検察はソン代表がユ元会長一家の横領と背任・脱税などの犯罪に直接関与したと判断している。特にタパンダは系列会社とキリスト教福音浸礼会(別名、救援派)の信徒にユ元会長の写真を高く売った疑いもある。
アヘの元・現職代表は、ユ元前会長一家が系列会社から資金を横領する過程で重要な役割をしたという。アヘは持ち株会社のアイワンアイホールディングスを実質的に支配している会社。捜査チームは1次召喚期間(29日)までに出頭しなかったユ元会長の次男ヒョクキ氏(42)と核心側近のキム・ヘギョン代表、キム・ピルベ元ムンジンメディア代表(76)に2日までに出頭するよう再び通知した。検察は2回目の召喚にも応じない場合、米国との司法協調やパスポート効力停止措置を通じて強制送還とする方針だ。また検察はユ元会長の秘密資金の窓口と疑われるセモ信用協同組合のキム・ミョンジョム取締役も参考人として調査を受けるよう通知した。