「想像以上の措置」と言いながら50発だけ射撃…怪しい北朝鮮(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.30 09:38
北朝鮮が29日、西海(ソヘ、黄海)の北方限界線(NLL)近く2カ所で50発余りの海岸砲射撃を実施した。韓国軍関係者は、「きょう午後2時から10分余りにわたりペクリョン島と延坪島(ヨンピョンド)に近いNLL北側地域のウォルレ島とチャンジェ島の海上で北朝鮮がそれぞれ25発ほどの砲射撃を実施した。NLLを超えてきた砲弾は観測されなかった」と明らかにした。この日の砲撃は北朝鮮西南戦線司令部が主導し、76ミリ(最大射程距離15キロメートル)と130ミリ(最大射程距離30キロメートル)海岸砲(平射砲)を動員したと韓国軍は推定している。
北朝鮮はこの日午前8時10分ごろ、韓国海軍第2艦隊司令部宛てに電話通知文を送り射撃計画を通知した。先月31日に続き2度目だ。北朝鮮国防委員会は前日に「核実験以上の措置を取ることもできる」という声明を発表し挑発を予告していた。