作業車に盛り土…北朝鮮が豊渓里で核実験の準備か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.22 09:49
北朝鮮が4度目の核実験の準備段階に入った状況が捉えられ情報当局が集中監視に入った。韓国政府当局者は21日、「北朝鮮が咸鏡北道豊渓里(ハムギョンブクド・プンゲリ)の核実験場3号(南側)坑道で奔走する姿を見せている。以前にはなかった作業用車両が動き、坑道近くに盛り土が観測されるなど、以前の3回の核実験直前と状況が似ている」と明らかにした。
同当局者は、「こうした動きは衝撃波を減少させるための隔壁設置と、核実験用爆発装置と観測用ケーブルの連結作業の可能性がある」と説明した。
別の当局者は、「北朝鮮は過去に外務省を通じて核実験を予告してから1カ月たたずに核実験を強行した。先月31日に北朝鮮外務省が新たな形態の核実験を実施すると明らかにした直後にこうした動きがあり鋭意注視している」と話した。北朝鮮は2006年と2009年、2012年の3回の核実験の際は外務省報道官の予告後それぞれ6日後、26日後、20日後に核実験を実施した。