【時論】「セウォル号」惨事は、安全後進国の人災(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.18 13:29
事故発生時に一番先にすべきことが救助要請だったのに、関係当局に迅速で正確な申告もしなかったことも理解できない。事故船舶が使用できる通話装備としてVHFがある。これで簡単に救助要請ができる。船長が先に脱出したことも基本的なシーマンシップから外れる。
救命ボートが降ろされなかったというのは深刻な問題だ。救命ボートは重力式と自由落下式があって、救命ボールは水圧式がある。どんな形態であっても救命ボートが進水しなかったのは、今後の事故に備えて徹底的に調査しなければならない。