<韓国旅客船沈没>日本から導入したセウォル号、誤った改造か?専門家たちによる事故原因は…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.18 11:01
セウォル号はなぜ沈んだのだろうか。当初は「暗礁に船の左側がひっかかり、鉄板が相当部分裂けた」という説が有力だった。「『ドーン』という音がしてしばらくして浸水してきた」という乗客の証言を土台にしていた。暗礁とぶつかって鉄板に大きな穴ができたため即座に沈んだという説明だった。しかし別の意見も多い。事故海域に暗礁があまりないという理由からだ。17日には「事故当日、セウォル号が午前8時48分に突然方向を変えた」という海洋水産部の記録が公開されて沈没理由について別の分析が出てきている。
◆急な方向転換=新たな有力説だ。海水部の記録のように船が急旋回すれば、遠心力の影響で積荷が崩れたり滑ったりして片側にかたよる可能性がある。すると船が急に傾く。甲板が水に浸るほど傾けば水が大量に入り込みながら速いスピードで沈没する。倒れた貨物が船の壁を破って穴を空けた可能性もある。