「日本人観光客が来なくて…完全に終わったようだ」…韓国南大門商人の声(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.14 09:17
金を借りて何とか持ちこたえている。鬱憤がたまるほど苦痛だ。銀行融資ができないから。財産だの信用だの調査されることが多くて。私がここで40年商売をしたことも認めてもらえない。2年前に店を息子の名義で変えたために「40年伝統のソウル商会」ではなく2年ほどの店になってしまった。理解できない。仕方なく社債を書いた。南大門に日済しドルを貸す人々がいるだろう。その人々は私を信じてくれるから。この場所で40年間365日一日も休まずで旧正月もお盆も毎朝7時から夜10時まで営業しているんだから、お金を借り倒して逃げるような人じゃないということだよ。ところが社債は利子がとても高くて。銀行の借金だけ使えても、はるかにましだ。
店をやめる考えはないかって。当然考えてみたよ。今でもすぐに皆途中で止めて韓国人を相手にするカルグクス食堂の商売でもしたいところだ。しかし私が店をたためばウチの職員はどうなるのか。3人だが、勤続は最低10年、最高30年になった。家族と同じようなものだ。だからそのまま雇っていく。私が日本語の学校にみな送って勉強させた。外国語を話す高級人材だと月給300万ウォン以上の職員もいる。実のところ給料を5カ月間出せなかった職員もいた。家を売ってでも私がどうにかして給料を出す。