【社説】「危険な整形手術」から患者を守ろう=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.12 10:19
患者の権利と安全を無視した不法・違法行為が整形外科分野で公然と行われているという医師の内部告発があった。中央日報の報道によると、麻酔で患者の意識がない間に、相談・予約した有名な医師ではなく、別の医師が代わりに執刀する「シャドー手術(代理手術)」が行われているという。大韓整形外科医師会(以下、医師会)が10日に暴露したこうした内容が事実なら、消費者に対する愚弄レベルを越え、詐欺行為と変わらない。
雇用医師が「奴隷契約」を結び、工場式に整形手術をするという暴露も同じだ。応急措置をする施設も、麻酔科医師もいない中で、危険な手術が行われるケースも少なくないというのはぞっとする。国民の生命と健康の責任を負う医師の一部が、患者の安全を無視して金儲けに熱を上げているという点で衝撃的だ。