経営危機の韓国通信大手KT、大規模リストラへ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.09 11:40
黄昌圭(ファン・チャンギュ)KT会長が就任2カ月半で「リストラ」カードを取り出した。経営危機を乗り越えるために「名誉退職(勧奨退職)」を受け付けることにした。KTの名誉退職は前任の李錫采(イ・ソクチェ)会長当時の2009年12月以来4年ぶり。李前会長は就任10カ月目で名誉退職を断行したが、黄会長ははるかに早く着手した。昨年、創社以来初めて当期純損失を出すなど実績が悪化する状況で、根本的な体質改善に乗り出したと分析される。
KTは8日、労使の合意に基づき、勤続15年以上の職員を対象に特別名誉退職を施行すると明らかにした。職員3万2000人のうち15年以上勤務した職員は約2万3000人。職員の70%ほどを名誉退職の対象とした。KTは2003年、2009年の名誉退職当時と同じく5000-6000人が退職すると見込んでいる。