服さえ着れば携帯が充電…体温で電力つくる技術を韓国研究陣が開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.08 11:01
携帯電話はいつ、どこでも自由に通話できるのが長所だ。しかしバッテリーがなくなれば意味がない。手首につけて運動をすれば脈拍数、カロリー消費量など健康情報を知らせるスマートバンドのような「ウェアラブル(からだに着用できる)」電子機器も同じだ。2、3日に一回は充電しなければならない。
しかし今後こうした心配をする必要がない世の中が開かれる見通しだ。KAIST(韓国科学技術院)電気・電子工学科のチョ・ビョンジン教授研究チームは、服のように作って着れば体温を利用して携帯電話、ウェアラブル電子機器などを使用するのに十分な電力を出す「ウェアラブル熱電素子」を開発したと7日、明らかにした。研究の結果は英国王立化学会が発行する国際ジャーナル「エネルギー&環境科学」オンライン版で最近紹介された。