北無人機の送信機をめぐり混乱深めた韓国の軍と警察(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.04 08:19
国防部が疑惑を招いた事例もある。合同調査に参加した人たちが「無人機に映像送受信装置がある」と明らかにしたにもかかわらず、国防部は「決してない」と主張した。しかし2.4GHzの送受信装置があるという中央日報の報道(4月3日付1面)以降、「0.9GHzの送受信装置があった」と言葉を変えた。ただ、国防部は「これは無人機を操縦したり衛星利用測位システム(GPS)に活用する」とし「カメラから送受信機につなぐケーブルがなく、送信できなかったとみられる」と主張した。
国防部と軍は2010年、韓国哨戒艦「天安」爆沈事件発生直後に初期対応に失敗した。関係のない魚雷設計図を提供したこともある。当時のように、防空網を破られた責任を減らそうと事件を縮小しようとし、失敗を連発しているという批判が出てくる。