北朝鮮の無人機に送信装置
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.03 08:13
先月24日に坡州市奉日川里で発見された無人航空機(UAV)から映像送信装置が見つかったという。これを受け、無人機に搭載されたカメラで大統領の宿所など青瓦台(チョンワデ、大統領府)官邸を近接撮影した写真が北朝鮮に渡った可能性も出ている。
合同調査チームの関係者は2日、「無人機の精密分析作業中、尾翼の部分に内蔵された映像送信装置を発見した」と明らかにした。送信装置はアンテナの長さ15センチほどで、2.4GHzの周波数を使用することが分かった。この関係者は「2.4GHzは韓国では映像を送信する周波数として使用しない」とし「韓国では1.25GHzや5GHzなどを映像送信装置の周波数として使っている」と説明した。
一方、国防部は「北の無人機に送信装置はなかった」と公式的に否認した。国防部の関係者は「今回発見された無人機は、日本製カメラで写真を撮影した後、機体を回収して分析する方式」とし「初歩レベルの偵察用」と話した。