北朝鮮「新たな形態の核実験も排除せず」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.31 08:37
北朝鮮が30日、外務省報道官の名義で4度目の核実験を示唆した。国連安全保障理事会が28日、北朝鮮の「ノドン」ミサイル発射を糾弾する「報道談話」を発表したことに対する反応だ。北朝鮮の外務省報道官はこれを「不法極悪非道な挑発行為」と非難し、核実験カードを取り出した。「米国が国連安保理を盗用し、我々を孤立圧殺しようという策動にこだわる限り、我々も正当防衛する権利があり、その準備もできている」と述べながらだ。続いて「核抑制力をさらに強化するための『新たな形態』の核実験も排除されないだろう」と話した。
2006年10月に最初の核実験をした北朝鮮は、2009年5月と2013年2月に追加で核実験をした。韓米情報当局は、北朝鮮が咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)核実験場で追加の核実験ができる準備を終えた状態だと判断している。しかし「核実験が迫った兆候はない」と明らかにした。