ユニクロなどSPAの攻勢で危機の東大門、ファッション韓流復活できるか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.24 11:47
東大門(トンデムン)デザインプラザ(DDP)がオープンした21日午後11時、DDP裏手にあるショッピングモールの「U:US」。このビルの中は片手にスマートフォンを持ちもう片方の手で大きなかばんを引っ張っていく中国人バイヤーであふれていた。中国人バイヤーはスマートフォンの翻訳アプリケーションを利用し、「どんな色あるか」などの言葉を韓国語に翻訳しながら衣類の購入に熱を上げていた。黒竜江省出身のキムさんもタブレットPCで注文状況を確認し衣料品店を歩き回った。キムさんは広州にある衣類ショッピングモールの注文を代わりに受けて処理するいわゆる代行業者だ。毎日1億ウォン、年間で300億ウォンを超える服を東大門で購入し中国に送っている。キムさんは「中国で韓国衣類の人気が高い。その時その時の流行を素早く反映するのが東大門衣類の長所だ」と話す。
同日午後4時、DDP前にあるショッピングモール「グッドモーニングシティ」。小売りが主流のこのショッピングモールはあちこちに広い空間が目に付いた。時々客が入って来るが商品を購入する客はほとんどいなかった。ある店主は、「ラモドなど倒産したモールが集まるこの辺りを“魔の三角地帯”と呼ぶ。それでも向かいにある所はロッテが買収し商売が少しずつ良くなっている方だが、こっちは厳しい状況だ」と話した。