北朝鮮が6日ぶりにまた短距離ロケット30発を発射
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.23 09:51
北朝鮮が22日、再び東海(トンヘ、日本海)上に短距離ロケットを大量に発射した。北朝鮮はこの日午前4時から6時10分にかけ東海岸地域から東側海上に向け3回にわたり短距離ロケット30発を発射したと韓国合同参謀本部が明らかにした。合同参謀本部は、「射程距離は60~70キロメートルと推定される。韓米合同演習に対応した武力示威の一環とみられる」と説明した。
この日の北朝鮮のロケット発射は16日にフロッグ地対地ロケットと推定される射程距離70キロメートルの短距離ロケット25発を発射してから6日ぶり。合同参謀本部は射程距離で見ると今回のロケットもフロッグロケットである可能性が大きいとみている。北朝鮮は車両に搭載され慣性誘導方式で飛行するフロッグロケットを1970年代に旧ソ連から初めて導入し、これまで実戦配備している。