【コラム】「独島嫁論」のワナ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.17 10:48
韓国人は日本との紛争・競争なら、とにかく激しくなる。独島(ドクト、日本名・竹島)、慰安婦からサッカー、フィギュアスケートにいたるまで、すべてそうだ。無条件に制圧してこそ気が済む。恨を帯びた歴史のため理解できる。しかし対応方法は事案別に精巧に違ってこそ正しいのではないだろうか。
まずは独島。先月末、米国の日本通ジェラルド・カーティス・コロンビア大教授が訪韓した。講壇でカーティス教授は「安倍首相としては韓国の独島領有権は認められないが、実効的な支配までは阻止しないだろう」と診断した。したがって「無対応が最善」というのがカーティス教授の忠告だった。
すると、ある傍聴客が手をあげて質した。「妻を実効的にうまく連れて暮らしているとしよう。それでも誰かが『あの女は俺の嫁だ』と言えば、黙っていなければいけないのか」と。講演会場には笑いが起きた。強攻を好む韓国人の心理を的確に代弁してのことだ。「独島嫁論」だ。