「河野談話見直さず」 微妙な時期に言葉を変えた安倍首相
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.15 09:12
安倍晋三首相が14日、慰安婦強制動員を認めた「河野談話」を見直さず継承すると明らかにした。時事通信は「安倍首相が河野談話見直しを明確に否定したのは初めて」と報じた。
これに関し、韓国の外交消息筋は「今月24、25日にオランダ・ハーグで開かれる核安全保障サミットで、韓日米首脳会談の開催を考えている日本が韓国に“ボール”を渡した」と話した。
安倍首相は、12日に訪韓して趙太庸(チョ・テヨン)外交部第1次官と激しく攻防した外務省の斎木昭隆事務次官と13日午後に面談した。「韓国は慰安婦問題に対する日本側の誠意の確認を望んでいる」という斎木氏の報告を聞くと、安倍首相は伊原純一アジア大洋州局長まで呼んで対策を議論した。その結果が「河野談話継承宣言」だ。