WSJ 「マレーシア失踪旅客機、最後の交信後4時間さらに飛行」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.14 09:27
8日、飛行途中に失踪して残骸さえ見つかっていないマレーシア航空MH370便が、最終の交信地点から4時間ほどさらに飛行していた状況が確認できたという報道が出てきた。ウォールストリートジャーナル(WSJ)インターネット版は13日、米国航空調査官と安保関連当局者がエンジン自動受信データに基づいてこのように判断していると報道した。これが事実ならば、旅客機は本来の速度(時速850~900キロ)を維持していたとの仮定のもとで最大2200マイル(約3540キロメートル)をさらに移動できる。インド洋やパキスタンの国境またはアラビア海まで行けるということだ。
WSJによればMH370便の機種であるボーイング777は、航路維持と監視のために飛行中の一切のエンジンデータを自動で地上施設に送信している。このデータに基づけば旅客機が合計5時間運航したことが明らかになっているということだ。旅客機は8日0時41分にマレーシアのクアラルンプールを離陸して1時間もたっていない午前1時30分、地上管制タワーと最後の交信をした。以後レーダーから消えたまま追加飛行をしたというのは、操縦席で誰かがわざと自動応答装置(transponder)を消したということになる。