韓銀総裁、初の聴聞会…「日米のように政策検証に焦点を」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.03 16:05
金仲秀(キム・ジュンス)韓国銀行総裁の任期は今月で終わるが、後の総裁内定者が誰になるかは霧の中だ。新しい総裁は、韓銀史上初めての国会人事聴聞会を経る。2012年に変更された「人事聴聞会法」のためだ。法によれば国会は大統領が候補者を指名すれば20日以内に聴聞会を開かなければならない。聴聞会を終えて3日以内に聴聞報告書の採択の有無を決める。この過程を勘案すれば、今月初めまでに候補者が指名されなければ韓銀総裁の空白事態を避けられない。
専門家たちは韓銀総裁の指名が遅れることによって「国会の検証」に劣らず重要な「市場の検証」期間が消えたと指摘する。先月就任したジャネット・イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の場合、人事聴聞会は昨年11月中旬だったが、それより1カ月前にバラク・オバマ大統領の公式指名を受けた。