【コラム】韓国、「言論の自由」世界57位…誰のせいか(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.03 15:57
国境なき記者団という団体がある。「言論の自由」伸張のため、フランスのラジオ記者ロベール・メナールが1985年に設立した国際的な非政府機構だ。拘束された記者の解放を求めたり、殺害された記者の遺族を支援したり、メディア規制の動きを監視したりする。
この記者団は2002年から毎年、各国の言論の自由指数(Worldwide press freedom index)を発表してきた。指数算定のため世界18の非政府機構と各国の特派員、言論人、研究者、法律専門家、人権運動家などを対象にアンケート調査をする。質問の項目には、メディアの法制環境、公共メディアと外国メディアに対する政府レベルの措置、言論に対する政府の越権行為などが含まれている。もちろんメディアや言論人に対する政府の直・間接的な攻撃が大きな比率を占める。