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国連に慰安婦問題提起…韓中協調の動き(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.03 08:50
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その後、中国は外交官が前面に出て日本の歴史認識問題を指摘する一方、海外記者を招待して瀋陽や南京など日本の歴史蛮行現場を踏査させるなど世論戦を始めた。

韓国政府も中国など被害国とともに「帝国主義侵略史」国際共同研究を提案するなど歩調を合わせた。1月19日にハルビンに「安重根義士記念館」を設置したのも代表的な韓中歴史協調の一環だ。1月29日の国連安全保障理事会では、韓国側の呉俊(オ・ジュン)国連大使と劉結一中国国連大使が日本の軍隊慰安婦認識など「歴史修正主義」を公開的に批判した。

 
こうした動きにもかかわらず、日本が「河野談話」まで再検討するという立場を明らかにし、韓中両国の共同戦線は加速している。両国は民間シンポジウムを開催したり、慰安婦記録物のユネスコ世界記録遺産登録などを共同で推進するなど、日本の歴史歪曲を正す計画だ。このほか、中国は慰安婦関連法案制定や慰安婦展示館建設を準備するなど、日本に圧力を加える方針だ。

世宗研究所のチン・チャンソ日本研究センター長は「韓国が歴史問題で中国に近づく場合、安保問題などで米国が懸念する可能性がある」とし「中国と歩調を合わせるより、国際社会に普遍的に呼び掛けることに集中するのが賢明だ」と述べた。

◆河野談話=1993年に当時の河野洋平官房長官が発表した談話。「日本政府は日本軍慰安婦動員の強制性を認め、謝罪する」という内容だ。日本の侵略戦争や植民地政策などを謝罪した村山談話とともに、未来志向的な韓日関係の地平を開いたという評価を受けた。


国連に慰安婦問題提起…韓中協調の動き(1檁

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