韓国体育界の問題点討論会…「判定論議には冷静な見解を」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.27 15:05
26日、ソウル西江(ソガン)大学で文化連帯とスポーツ文化研究所が主催した「ソチ冬季オリンピックであらわれた大韓民国体育界の問題点」討論会が開かれた。「ビクトール・アン(29、韓国名アン・ヒョンス)騒動の本質とキム・ヨナ(24)が私たちに残したもの」などのテーマをめぐって熱気を帯びた討論が繰り広げられた。
ロシアに帰化してソチオリンピック3冠王に輝いたアン・ヒョンスに熱狂し、大韓スケート連盟への非難が高まった現象をめぐって甲論乙駁が行き交った。代表提案をしたチョン・ヒジュン東亜(トンア)大学教授は「派閥問題やいじめ問題、暴行問題は過ぎたことだ。アン・ヒョンスが帰化した本質的な理由は、成長する後輩らとの競争が手にあまり、ロシアの破格的な条件があり、韓国の抑圧的な練習の雰囲気が嫌いだったからだ。国家代表として練習して選手生命が途切れるほどの負傷をしたが連盟は無関心だったし、韓国特有の強圧的な練習文化に拒否感が作用したのだ」と話した。