<ソチ五輪>17歳「ヨナキッズ」たち…「クイーン」キム・ヨナの後継者になれるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.21 16:50
彼女たちは、名前よりも「ヨナキッズ(Yuna Kids)」というニックネームでより知られた。「フィギュアクイーン」キム・ヨナ(24)の活躍に魅了されてフィギュアスケートに入門した世代だからだ。ソチ冬季オリンピックを控えて女子シングル2連覇に挑戦したキム・ヨナにスポットライトが集まる中、相対的に関心を集めることができなかったが彼女たちは、意に介さなかった。2013年世界選手権で優勝して自分たちにオリンピック出場権をプレゼントしてくれた「クイーン姉さん」に感謝する気持ちで練習にまい進した。今大会を最後に王冠を下ろすキム・ヨナに代わって4年後の平昌(ピョンチャン)オリンピックで韓国フィギュアを導く2本柱、パク・ソヨン〔17、新木(シンモク)高〕とキム・ヘジン〔17、果川(クァチョン)高〕にとっては、小さな試行錯誤さえも良い経験となった。
20日、ソチアイスバーグスケートパレスで終わったフィギュアスケート女子シングルショートプログラムは、パク・ソヨンとキム・ヘジンの潜在力を確認できた舞台であった。2人は初めて出場したオリンピック本戦の舞台で冷静な演技をして注目された。ショート曲に指定した『白鳥』に合わせて白いドレスを着て1羽の白鳥に変身したパク・ソヨンは、技術点25.35、芸術点23.79を取って計49・14点で23位に上がった。続けて青いドレスを着て『シェルブールの雨傘』の旋律に合わせて滑ったキム・ヘジンは、技術点29.23、芸術点25.14、計54.37点で18位にランクインした。自分たちのシーズン最高点数(パク・ソヨン55.91点、キム・ヘジン57.48点)には及ばなかったが、プレッシャーのかかるオリンピックデビュー戦を無難に終えられた。2人とも全24人が参加するフリープログラムに出場して技量と経験を積んだ。