<リゾート体育館崩壊事故>1994年に止まった大韓民国の安全(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.19 09:45
「ソウルの城東区聖水洞と江南区狎鴎亭洞をつなぐ聖水大橋が崩壊した」。1994年10月21日の中央日報1面記事の一部だ。あれから20年が過ぎた2014年2月18日。中央日報1面にはこうした記事が載った。「大学生が新入生オリエンテーションをしていたリゾート施設の屋根が崩落した」。 20年という時間差が感じられないほど2つの記事は似ている。
聖水大橋崩落当時には女子高生など32人が墜落し、死亡した。17日に発生した慶州マウナオーシャンリゾートの体育館崩壊事故では、釜山外国語大の新入生10人が崩落した屋根の下敷きになって命を失った。大型事故と市民の死が、あたかもデジャビュ現象のように繰り返されている。