韓国統一部長官「離散家族対面の延期は考えていない」…今日の会談が要
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.14 09:21
政府は14日に開始される板門店(パンムンジョム)2次高位級接触で北側から支障のない対面合意を引き出すのに注力する方針だ。20日から開くことにした金剛山(クムガンサン)離散家族対面に対して北朝鮮が「韓米軍事演習期間には対面できない」として粘っているためだ。統一部当局者は13日「板門店初日(12日)協議過程で北側団長に出てきた元東淵(ウォン・ドンヨン)労働党統一戦線部副部長が韓米軍事演習と対面を事実上関連づける主張を提起した」と明らかにした。この当局者は「政府は対面日程がこれ以上遅れてはいけないという立場を強調したが、北朝鮮は軍事演習を対面より後回しにしなければならないという態度を曲げなかった」と伝えた。初日の接触が共同声明文も出せないまま北朝鮮代表団が一方的に撤収する形態で終えられたのもこのためという説明だ。
政府は否定的気流拡散の遮断に乗り出した。柳吉在(リュ・ギルジェ)統一部長官が13日、国会外交通商委の全体会議で、対面延期の可能性に対して「そのように考えていない。実現すると思う」と話したのもこのような脈絡だ。