韓国は「先進市場の尾」でなく「新興市場の頭」…韓国ウォンが理由(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.07 08:52
このため韓国は急いで「竜(先進国)の尾」に乗るべきだという指摘が出ている。単に投資金の規模の問題ではない。お金の質にも差がある。パク・ジョンス金融投資協会長は「新興国投資ファンドには短期資金が多い半面、先進市場の投資家は長期的かつ安定した収益を追求する傾向がある」とし「韓国の株式市場の海外投資金はおよそ半分が短期投資中心のヘッジファンド」と述べた。
すべての機関が韓国を新興市場として扱っているわけではない。FTSE、S&Pなどはすでに韓国を先進指数に入れている。しかしMSCIに従うファンドの比重が全体の70%を超えるほど圧倒的だ。MSCIも2009年から韓国を先進市場入り候補に含めている。上場企業数(世界9位)、時価総額(世界13位)などの規模や開放性では先進市場として遜色がない。しかし昨年まで5回も先進指数入りに失敗し、今年も展望は明るくない。