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<ソチ五輪>アン・ヒョンスの父「ロシア代表でも韓国人のプライドを」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.06 14:37
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アン・ギウォンさん(57)は8年ぶりにオリンピック(五輪)の応援の準備をしている。息子アン・ヒョンス(29)が2006年トリノ大会以来8年ぶりに冬季五輪ショートトラック競技に出場するからだ。その間、息子はロシアに帰化し、ビクトール・アン(ВикторАн)と呼ばれている。

4日と先月28日の2回、ソウル鍾岩洞にあるアンさんの個人事業の事務室を訪れた。五輪を待つアンさんは複雑な心境だ。息子のコンディションはいい。アンさんは「勝負をかける時の姿を見ると、以前の姿を完全に取り戻したようだ。ヒョンスも体の状態がいいと話していた」と語った。

先月開かれた欧州選手権大会でアン・ヒョンスは4冠王となった。ロシアは冬季スポーツ強国だが、五輪ショートトラックではメダルがない。韓国ではピークが過ぎた選手と見なされたアン・ヒョンスのおかげで初の金メダルも狙える。アン・ヒョンスは500メートル、1000メートル、1500メートルと5000メートルリレーに出場する。ロシアとアン・ヒョンスは3冠王となった2006年トリノ大会並みの結果を期待している。

アンさんは「息子が五輪にまた出るというのが本当にうれしいが、気持ちは複雑だ。ヒョンスが勝てばロシアの国旗が太極旗(韓国の国旗)より高く上がる。どれほど寂しいことだろうか。私もそう思うのだから、息子はなおさらそう思っているだろう」と言いながら涙を浮かべた。アンさんは「公正な規則の中で正々堂々と競争し、競技が終われば、お互い祝い合えばいい」と語った。

ロシア生活への満足度は高い。韓国で深い傷を負っただけに、むしろ新しい環境への適応は速かった。アンさんは帰化の過程について、「ロシア側は、2009年1月にヒョンスが負傷した時、治療とリハビリの責任を持つから行こうといった。しかし五輪メダルで兵役特例を受けた選手は5年間該当分野に携わらなければならないので難しかった。2010年に韓国代表選抜戦が開かれる前からロシアに行こうという考えが強かったが、帰化を決心したわけではなかった。ヒョンスが1年間ほど滞在しながら環境に接した後に決めた。ロシアに行けないよう妨害する人もいた。『アン・ヒョンスは以前ほどではない』と言いながらも、ロシアに行けないように妨害した」と話した。

アン・ヒョンスは全幅的な支援を受けている。ロシアスケート連盟は年俸12万ドルと生活費を負担する。ロシア語の個人教師まで付けた。プーチン大統領までがアン・ヒョンスに深い関心を見せている。欧州選手権でオランダ選手がアン・ヒョンスに中指を立てた場面をテレビで見たプーチン大統領は、激怒して主催側に電話をしたという話もあった。

何よりアン・ヒョンスは気持ちに余裕がある。アンさんは「1位でなければいけない韓国とは違い、ロシアはいかなる結果になっても祝ってくれる。派閥がなく、選手、コーチングスタッフ、連盟の職員までが一つの目標のために尊重するチーム文化が印象的だった。ヒョンスが余計なことを考えず練習に集中できた理由」と話した。

アンさんは8日、ロシアに出国する。普段からモバイルメッセンジャーで「あまり負担を抱かず、普段通りにしよう」とコメントしてきたアンさんはもう一つの助言も欠かさなかった。「難しい環境のためにロシアに行ったが、お前の体にはいつも韓国人の血が流れているとのことを忘れるな。韓国人というプライドを持て」。

ソチ五輪以降の計画もある。アン・ヒョンスは五輪が終わった後、3月の世界選手権にも出場する。当分はロシアに滞在しながら選手生活をするという。アンさんは「年齢(2018年に33歳)が少し高くなるが、ヒョンスは2018年平昌(ピョンチャン)五輪にも出たいと話している。個人戦は難しいが、全力で2周する団体戦は自信があると言っていた」と伝えた。
【特集】ソチ冬季オリンピック2014


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    2014.02.06 14:37
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    アン・ヒョンス選手の父親のアン・ギウォンさんがアン選手の写真を手にしながらインタビューに応じている。
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