仏アングレムの慰安婦漫画展…「涙が出る、これは犯罪」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.03 09:40
1991年に慰安婦問題を最初に証言した故キム・ハクスンさんの話を素材にしたアニメーション『終わらない話』も観覧客の心を打った。エマニュエル・ラトヘイさん(44、女性)は「同じ女性として怒りと悲しみで涙が出た」としながら「14歳、16歳に過ぎない子供たちを性的にもてあそんだことは容認できない犯罪」と話した。韓国漫画連合と韓国漫画映像振興院、女性家族部が1年余り精魂を込めて準備した展示会には4日間で1万6000人余りが集まった。
展示会期間中、フランス美術史学界の権威であるRaphael Cuir国際美術評論家協会長が漫画展示場を訪れた。女性人権・美術史学界の世界的専門家である彼は「慰安婦女性はこれまで色々な理由で国際社会に自身の被害を話す表現の自由を剥奪されていた」として「生存している被害女性には時間がいくらもないのだから、今すぐ正しい歴史を記録しなければならない」と話した。