安重根記念館、オバマ慰安婦法署名…朴槿恵の外交成果(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.24 08:58
最近、青瓦台(チョンワデ、大統領府)参謀の表情が明るい。外交安保ラインだけでなく政務ラインの人たちに会っても、「過去1年間に朴槿恵(パク・クネ)大統領が着実に進めてきた首脳外交が一つずつ成果につながっている」という話をよくする。ある核心関係者は「昨年1年間に種をまいておき、気にかけて待っていたことが、具体的に可視化している」と語った。
実際、いくつか兆候が表れている。最近の朗報は中国から入ってきた。ハルビン駅に開設(19日)された「安重根(アン・ジュングン)義士記念館」が信号弾だった。記念館設立はわずか数年前まで期待するのは難しいと考えられていた。中国が日本との関係のため記念館設立に消極的だったからだ。スイス歴訪中にこれを聞いた朴大統領も満足していたという。
きっかけは昨年6月の朴大統領の中国訪問だった。当時、朴大統領は習近平主席との昼食会で、「安義士は韓中両国民がともに尊敬する人物であるだけに、ハルビン駅の義挙現場に記念碑を設置することに協力してほしい」と要請し、習主席が「よく検討するよう指示する」と答えた。それから7カ月、中国は記念碑どころか、記念館の開設を認めた。