【コラム】建設韓流、40年前の神話を継続するには…(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.21 15:22
1975年2月16日、オイルショックで国じゅうが憂いに沈んでいる時、中東から朗報が飛び込んだ。20世紀最大の建設工事と呼ばれたサウジアラビアのジュベイル産業港工事を、現代建設が受注したのだ。受注金額だけで約9億3000万ドル、当時の韓国の国家予算の30%に達する莫大な規模であった。この時、中東にまかれた建設韓流の種は今月2日に達成した「大韓民国の海外建設累積受注額6000億ドル」という実を結んだ。
以後、中東地域は長く韓国企業の最大プラント輸出市場と見なされてきた。だがユーロ安の傾向が長期化する中で最近、欧州系の建設会社が中東市場を積極的に攻略するせいで韓国企業が以前のように競争力を維持することは容易ではなくなった状況だ。