日本・米国・欧州好調、新興国は低調…韓国内の海外株式ファンド、明暗分かれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.13 10:42
昨年海外株式型ファンドは投資地域により明暗が大きく分かれた。米国・日本・欧州の先進国ファンドが久しぶりに上昇した。米国は昨年第3四半期の経済成長率が年率換算で4.1%を記録し、消費も回復する兆しを見せ株価が過去最高値を更新した。これにより北米ファンドは海外株式型収益率上位15位のうち5件が入った。日本ファンドの7件に次いで多い。欧州もすでに底を打ったという安堵感から強い動きを見せた。
これに対し新興国ファンドはいずれも墜落した。南米がマイナス14.54%、インドがマイナス6.28%、東南アジアがマイナス0.98%と軒並みマイナスを記録した。米国でドルを放出するスピードを下げるだろうという話が出るたびに新興国株式市場がぐらついたためだ。中国ファンドの収益率も4.97%にとどまった。国内株式型の1.23%よりは高かったが投資家の期待には満たなかった。昨年2兆4023億ウォンが中国ファンドから流出した。代わりに先進国株式の割合が高いグローバル株式ファンド(4055億ウォン)と欧州ファンド(2036億ウォン)、北米ファンド(342億ウォン)に資金が集まった。