日本、教科書指導要領解説にも「竹島は固有の領土」明記推進
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.13 09:21
日本政府が中高生を対象にした学習指導要領の解説書に「竹島(韓国名・独島、ドクト)は日本の領土」という内容を明記する方案を検討中だと日本のメディアが12日報道した。安倍晋三政権がこれを実際に断行する場合、ただでさえ最悪な状態の韓日関係により大きな波紋が生じる展望だ。学習指導要領は、教科書の編集や教師の指導についての指針で、解説書はこれを詳しく解説した一種の補助説明書だ。法的拘束力はないが現場の教育と教科書検定などには大きな影響を及ぼす。
現行の中学校解説書(地理分野)には「日本と韓国の間には、竹島に対する主張に差があるという点も取り扱い、日本の領土・領域に対する理解を深めさせることが必要だ」という内容が含まれている。2008年、日本がこの表現を新しく盛り込んだために当時の権哲賢(クォン・チョルヒョン)駐日大使が召還されるなど両国関係が大きく揺らいだ。高等学校の解説書(地理分野)には「中学校での学習に基づき、日本の正当な主張に基づいて領土問題を的確に扱うべきだ」という内容が含まれているが、独島を特定する表現はない。