新年も続く光化門の反嫌韓デモ=韓国
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.01.05 10:51
4日午後3時、ソウル・光化門(クァンファムン)の教保(キョボ)ビル前に5~6人のデモ隊が登場した。「日本の保守団体の反韓デモに反対します」「仲良くしようぜ」。韓国語と日本語のプラカードを持ったデモ隊は道行く人にビニール袋をひとつずつ分けた。袋の中には韓国語、日本語、中国語、英語の4つの言葉で書かれた訴えとミカンひとつが入っていた。訴えが書かれた文には「人種差別的嫌悪感を助長する日本の右翼団体に反対する」という内容が盛り込まれた。
デモを主導したのは南ソウル大学で日本語を教えている桜井信栄教授。彼は日本の右翼団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)が韓国人が多く居住する東京の新大久保一帯で行ったデモを見て昨年5月から街頭に出始めた。桜井教授は、「在特会が『韓国人を殺せ』『在日韓国人はここから出ていけ』というスローガンを叫ぶのを見て衝撃を受けた。大多数の善良な日本人は在特会に反対していることを知らせたかった」と話す。