俳優パク・ヘジンが“国民の年下男”から“足長おじさん”へと演技のイメチェンを図る。

パク・ヘジンは１６日、ソウル陽川区木洞（ヤンチョング・モクトン）のＳＢＳ（ソウル放送）社屋で開かれた新しい水木ドラマ『星から来たあなた』の制作発表会で「『噂のチル姫』（０６）以降、再び片思いする男性役を演じることになったが、これまでと異なる点はあるか」という質問を受けた。パク・ヘジンは劇中、韓流スターのチョン・ジヒョン（チョン・ソンイ役）を１５年間見守り続けながら一方的に彼女に思いを寄せる財閥御曹司のイ・ヒギョン役を演じている。

これに対してパク・ヘジンは「『噂のチル姫』の時とは大きく違う。その時は（女優のイ・テランを）必死に追いかける年下の男の役だったが、今回のドラマではチョン・ジヒョンの友人として登場する。役割自体も大きく違う」とし、「来年になれば３２歳だ。“足長おじさん”のような別の魅力で今は演技をしてみたいと思っている」と自信をのぞかせた。

『星から来たあなた』は１６０９年（光海１年）の朝鮮王朝実録に記録された飛行物体出現に関する話を基に、作家の奇想天外な想像が加えられたファクション（注）ロマンス・ドラマだ。４００年前、地球に不時着した宇宙人のト・ミンジュン（キム・スヒョン扮）とトップスターのチョン・ソンイ（チョン・ジヒョン扮）の物語を描いていく予定だ。

『相続者たち～王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えろ』の後続作として１８日初放送。

注：ファクト（ｆａｃｔ、事実）とフィクション（ｆｉｃｔｉｏｎ、虚構）から作った合成語で、歴史的な出来事や実在する人物に作家の想像力を加えて新たな物語を作り出すこと。