チャイナスモッグ、西海に監視ベルトが急務=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.09 11:30
「420」。8日午前7時、中国の北京の空気汚染指数だ。世界保健機関(WHO)推奨の許容値(1立方メートルあたり25マイクログラム)よりも16.8倍高い数値だ。建物の外に出てすぐに厚手のスモッグ用マスクを着けたが、石炭の煙の臭いが鼻をついた。可視距離は100メートルにも満たなかった。2日目の北京は、外で話を交わせない都市になっていた。
中国発の灰色災難「チャイナスモッグ(China Smog)」が最悪な状況になりつつある。中新網によれば7日だけで中国20省104都市にPM2.5(微小粒子状物質)基準300以上という史上最悪のスモッグが発生した。中国政府も1立方メートルあたり300マイクログラムを超えるとスモッグの最高警報等級であるオレンジ警報を発令している。在中米国大使館は最初から毒性ガスに準ずるとして外出を絶対に控えるよう自国民に通知している。